★2011年11月22日(火) 鬼ヶ城山~三本杭縦走 参加者…20名 天気…快晴
紅葉の秋も週末は雨続きでいつのまにか初冬・・・。
山ではもう冬を迎える支度がすっかりできています。
でも、暖かい宇和島だからまだ素敵な紅葉が残っていないかな?
こんな願いは、鬼ヶ城山~三本杭~滑床万年橋へと続く自然林の中の快適な縦走の最後に、
私たちに最高のプレゼントとしてかないました。(by三好正義)
紅葉の秋も週末は雨続きでいつのまにか初冬・・・。
山ではもう冬を迎える支度がすっかりできています。
でも、暖かい宇和島だからまだ素敵な紅葉が残っていないかな?
こんな願いは、鬼ヶ城山~三本杭~滑床万年橋へと続く自然林の中の快適な縦走の最後に、
私たちに最高のプレゼントとしてかないました。(by三好正義)
《コースタイム》
コンパス5:30⇒鹿ノコル登山口(1020m)8:55⇒鬼ヶ城山(1151m)9:20⇒猪ノコル9:40⇒大久保山(1155.5m)11:45⇒八面山(1166m)10:20⇒熊ノコル11:00⇒三本杭(1225.7m)11:35(昼食休憩~12:25)⇒御祝山(998.4m)13:20⇒滑床万年橋(377m)14:50⇒コンパス
《メ モ》
自然林豊かで快適な尾根の鬼ヶ城山~三本杭縦走
鬼ヶ城山の登山口、鹿ノコルに到着したとたん、「さぶ!」の大合唱!
今日は冬型の気圧配置が緩んできたものの、空は快晴!
放射冷却で冷え込んだのか、ベンチも草も真っ白に霜が降りている。
気温は2度!寒ーーーい!!!
急いで支度をしても震えてきそう。
でも、空気が澄んでいるのか、宇和海はもちろん水平線近くをたなびく雲の下には遠く九州の山並みまで見えている。
これは期待できそう!
体はブルブル、胸はワクワク。
ストレッチで体をほぐし、
記念撮影をして、リーダーのKさんを先頭に、今回コンパスの山行に初参加の3名を含む19名が並んで出発です。
今回もTさんに2台の車を下山口の滑床万年橋まで回送していただきます。
シャクナゲの中の道をしばらく登ると寒かった体も暖まってきた。
すぐに鬼ヶ城山頂到着、標高差131m、たった25分の行程です。
早速みんなで写真を撮りましょう。
鬼ヶ城山からの距離600m、20分ほど下ると
猪ノコルに到着です。
ここから八面山まで距離1000m、40分の行程です。
素晴らしい青空の下、右手には12月に登る権現山や、宇和海、そして遠く九州を眺めながら、快適な尾根道をルンルン気分で進みます。
たったの20分で大久保山に到着です。
ここでも記念写真を「はい!チーズ!」
さらに進むと、おや?これは何だ?木にたくさんの赤い実がびっしりついている。
メンバーにせっかく名前を教えていただいたのに、すぐに忘れてしまった。
すみません・・・。
すぐに笹の多い八面山に到着です。
早速写真を撮りましょう。
遠くには手箱山や筒上山も見えているようですが、石鎚山は高月山の陰に隠れているようです。
でも、三本杭からは見えるようなので、楽しみです。
ここから続く尾根道は本当に素敵でした。
葉っぱの落ちた自然林の林立する中を一列になって進んでいきます。
素晴らしい枝ぶりのブナの巨木があったり、わずかに残る紅葉を写したりと、ついつい立ち止まって写真を撮ってしまいます。
こちらの大きく倒れかけた木は、わずかに地中に残る根だけで生き残っています。
植物の生命力のすごさを感じます。
それにしても、ブナの巨木は枝ぶりがすばらしい。
やっと熊ノコルに到着です。
ここから三本杭までは標高差200mを登る本日最大の急登です。
頑張りましょう!
そしてついに一等三角点、三本杭に到着しました。
以前ははげ山だったようですが、鹿除けのフェンスをつけてから少しずつ笹が復活しているようです。
そして、頂上からは何と360度の大展望が開けていました。
高月山の横には遠く石鎚山をはじめ、石鎚連峰の山々がはっきりと見えています。
そして、高知県側に広がる山並みの向こうに光っているのは太平洋か!
西の方角には宇和海の島々や、細長い佐田岬半島、その先の九州の山並みです。
目のいい人には佐田岬半島に林立する風車の白い柱も見えているようです。
ここに何十回も訪れている地元の登山家も、こんなに綺麗に見える日はほとんどないとのことでした。
山頂の気温は12度、風がなく、陽光がさんさんと降り注いで暖かいです。
景色にばかり見とれていないで、お昼ご飯にしましょう。
頂上付近に適当に散らばってお弁当を広げます。
素晴らしい景色を堪能したところで、出発です。
Mさんは車の回送にと、一足先に走って万年橋方面に下って行きました。
これからが本日最大の難所、標高差850mの下りです。
縦走路まで下りてきて、万年橋方向に向かいます。
すぐにあるのが苔の道、と思ったら、これはヒカゲカズラらしい。
穂が伸びていて、ストックで触ると煙のように大量の胞子を吐き出してくる。
鼻が敏感な人には危険なので、触らないようにそっとしておきましょう。
この辺りは日陰なのか、霜柱が残っていて一足ごとにジャリジャリと音がしています。
その先には大量の岩に生えたびっしりの苔が、まるで箱庭のようで綺麗です。
自然林の中にヒメシャラの大木がありました。
そしてその先にも何本ものヒメシャラの大木がありました。
そして、シャクナゲの群生があり、ところどころに花芽もつけています。
この辺りは来年もシャクナゲの花が楽しめそうです。
その先には再びブナの大木があると思ったら、枝の先に葉がたくさんついている。
ブナの木はもう葉が残っていないはず。
そこで、よく知っている人に聞いてみると、この木はハイノキらしいです。
幹の下の方は捻じれたようになっていて、穴の開いたところでは先が見えています。
御祝山に到着です。
ここからは急斜面をジグザグに下ります。
滑りやすいので気をつけましょう。
二段になっている対岸の霧ヶ滝を眺めたり、センリョウの群生に歓声を上げて写真を撮ったりしながら下りたきったところが滑床万年橋でした。
万年橋では、車の回送を担当していただいたTさんと、一足先に下りたMさん、そして赤や黄に彩られた今年一番の紅葉に迎えられてのゴールです。
長かった辛い下りの後に、こんな素敵なご褒美が待ち受けているなんて・・・。
万年橋での大感激のメンバーの笑顔です。
大満足の鬼ヶ城~三本杭~滑床万年橋を縦走する山行でした。
コンパス5:30⇒鹿ノコル登山口(1020m)8:55⇒鬼ヶ城山(1151m)9:20⇒猪ノコル9:40⇒大久保山(1155.5m)11:45⇒八面山(1166m)10:20⇒熊ノコル11:00⇒三本杭(1225.7m)11:35(昼食休憩~12:25)⇒御祝山(998.4m)13:20⇒滑床万年橋(377m)14:50⇒コンパス
《メ モ》
自然林豊かで快適な尾根の鬼ヶ城山~三本杭縦走
鬼ヶ城山の登山口、鹿ノコルに到着したとたん、「さぶ!」の大合唱!
今日は冬型の気圧配置が緩んできたものの、空は快晴!
放射冷却で冷え込んだのか、ベンチも草も真っ白に霜が降りている。
気温は2度!寒ーーーい!!!
急いで支度をしても震えてきそう。
でも、空気が澄んでいるのか、宇和海はもちろん水平線近くをたなびく雲の下には遠く九州の山並みまで見えている。
これは期待できそう!
体はブルブル、胸はワクワク。
ストレッチで体をほぐし、
記念撮影をして、リーダーのKさんを先頭に、今回コンパスの山行に初参加の3名を含む19名が並んで出発です。
今回もTさんに2台の車を下山口の滑床万年橋まで回送していただきます。
シャクナゲの中の道をしばらく登ると寒かった体も暖まってきた。
すぐに鬼ヶ城山頂到着、標高差131m、たった25分の行程です。
早速みんなで写真を撮りましょう。
鬼ヶ城山からの距離600m、20分ほど下ると
猪ノコルに到着です。
ここから八面山まで距離1000m、40分の行程です。
素晴らしい青空の下、右手には12月に登る権現山や、宇和海、そして遠く九州を眺めながら、快適な尾根道をルンルン気分で進みます。
たったの20分で大久保山に到着です。
ここでも記念写真を「はい!チーズ!」
さらに進むと、おや?これは何だ?木にたくさんの赤い実がびっしりついている。
メンバーにせっかく名前を教えていただいたのに、すぐに忘れてしまった。
すみません・・・。
すぐに笹の多い八面山に到着です。
早速写真を撮りましょう。
遠くには手箱山や筒上山も見えているようですが、石鎚山は高月山の陰に隠れているようです。
でも、三本杭からは見えるようなので、楽しみです。
ここから続く尾根道は本当に素敵でした。
葉っぱの落ちた自然林の林立する中を一列になって進んでいきます。
素晴らしい枝ぶりのブナの巨木があったり、わずかに残る紅葉を写したりと、ついつい立ち止まって写真を撮ってしまいます。
こちらの大きく倒れかけた木は、わずかに地中に残る根だけで生き残っています。
植物の生命力のすごさを感じます。
それにしても、ブナの巨木は枝ぶりがすばらしい。
やっと熊ノコルに到着です。
ここから三本杭までは標高差200mを登る本日最大の急登です。
頑張りましょう!
そしてついに一等三角点、三本杭に到着しました。
以前ははげ山だったようですが、鹿除けのフェンスをつけてから少しずつ笹が復活しているようです。
そして、頂上からは何と360度の大展望が開けていました。
高月山の横には遠く石鎚山をはじめ、石鎚連峰の山々がはっきりと見えています。
そして、高知県側に広がる山並みの向こうに光っているのは太平洋か!
西の方角には宇和海の島々や、細長い佐田岬半島、その先の九州の山並みです。
目のいい人には佐田岬半島に林立する風車の白い柱も見えているようです。
ここに何十回も訪れている地元の登山家も、こんなに綺麗に見える日はほとんどないとのことでした。
山頂の気温は12度、風がなく、陽光がさんさんと降り注いで暖かいです。
景色にばかり見とれていないで、お昼ご飯にしましょう。
頂上付近に適当に散らばってお弁当を広げます。
素晴らしい景色を堪能したところで、出発です。
Mさんは車の回送にと、一足先に走って万年橋方面に下って行きました。
これからが本日最大の難所、標高差850mの下りです。
縦走路まで下りてきて、万年橋方向に向かいます。
すぐにあるのが苔の道、と思ったら、これはヒカゲカズラらしい。
穂が伸びていて、ストックで触ると煙のように大量の胞子を吐き出してくる。
鼻が敏感な人には危険なので、触らないようにそっとしておきましょう。
この辺りは日陰なのか、霜柱が残っていて一足ごとにジャリジャリと音がしています。
その先には大量の岩に生えたびっしりの苔が、まるで箱庭のようで綺麗です。
自然林の中にヒメシャラの大木がありました。
そしてその先にも何本ものヒメシャラの大木がありました。
そして、シャクナゲの群生があり、ところどころに花芽もつけています。
この辺りは来年もシャクナゲの花が楽しめそうです。
その先には再びブナの大木があると思ったら、枝の先に葉がたくさんついている。
ブナの木はもう葉が残っていないはず。
そこで、よく知っている人に聞いてみると、この木はハイノキらしいです。
幹の下の方は捻じれたようになっていて、穴の開いたところでは先が見えています。
御祝山に到着です。
ここからは急斜面をジグザグに下ります。
滑りやすいので気をつけましょう。
二段になっている対岸の霧ヶ滝を眺めたり、センリョウの群生に歓声を上げて写真を撮ったりしながら下りたきったところが滑床万年橋でした。
万年橋では、車の回送を担当していただいたTさんと、一足先に下りたMさん、そして赤や黄に彩られた今年一番の紅葉に迎えられてのゴールです。
長かった辛い下りの後に、こんな素敵なご褒美が待ち受けているなんて・・・。
万年橋での大感激のメンバーの笑顔です。
大満足の鬼ヶ城~三本杭~滑床万年橋を縦走する山行でした。
2011.12.02(Fri) | 2011年11月レポート | cm(0) | tb(0) | ▲
この記事へのトラックバックURL
http://ichimanjakuclub.blog28.fc2.com/tb.php/324-b1295518
この記事へのトラックバック
この記事へのコメント