《コースタイム》
コンパス6:30⇒土小屋登山口9:10⇒丸滝小屋10:00⇒手箱越11:05⇒手箱山12:00(休憩~12:50)
⇒手箱越13:30⇒筒上山14:05⇒丸滝小屋⇒登山口16:00⇒コンパス
《メ モ》
猛暑の続く夏休み(子どもたちは…ですが)、暑さ覚悟の山歩き。
少しでも、涼しく感じられるよう、木陰の多い手箱山へGO!!
朝の出発時間はいつもよりややゆっくり。
お盆明けの火曜日、平日とあってか土小屋に着いても駐車場の車は少なめ。

支度を済ませ登山口出発。
ゆっくり歩いて丸滝小屋まで。

暑いのは間違いないが、覚悟してきた暑さとは違う。
さすがに標高1500mくらいでは、暑さも下界とは違うのかな?

丸滝小屋で1回目の休憩。
歩いている間は気にならなかったのに、
休みだしたとたん、うわぁっとたかってくるブヨには辟易(-_-メ)
ブヨに追われるように、出発。
手箱越へ向かう。

アップダウンのほとんどない静かで歩きやすい登山道。
木漏れ日が差し込む程度で、暑さはほどほど。
時折吹いてくる風が心地よく、猛暑日続きの下界のことは
すっかり忘れて、足取りも自然と軽くなる。

しばらく行くと今回のコース唯一の急登が始まる。
しかし、ここには規模は小さいけれど
『キレンゲショウマ』の群生地がある。
咲いていればいいなぁ…

ありました。

まだまだつぼみが多い中、きれいに咲いたキレンゲショウマ。
急登の息切れなんて、あっという間に忘れて夢中でカメラのシャッターを切る。

満開はもう少し先かな?
期待度が低かった分、テンションは一気に上がり、

そのまんまの勢いで手箱越へ。
手箱越の道場も何やら今までと雰囲気が違う。
なんでだろう?
道場のぐるりをしっかり守っていた囲いが小さくなっていた。
そのおかげで、展望が開け、今まで見ることのできなかった景色に出会うことができた。
ラッキー(^-^)V

手箱越で少し休憩し、出発。
手箱山までは、ほとんどアップダウンのないトラバース道。

快適な尾根道歩きのご褒美は見事な風景。
思わず足を止めて景色を堪能。
思ったより長い尾根道歩きもじき終わり、手箱山到着。

私たち10人で独り占め(10人占め?)
寄ってくる大きなアブを追い払いながら、
でもゆっくり昼食休憩。

木陰でのんびりしたあと、下山開始。

帰りもまた景色最高!!
手箱越で、せっかくだから、と二手に分かれ、

そのまま来た道を下山するチーム4人、

残りは筒上山へ向かう。
下山チームはのんびりてくてく、回り道チームより約30分早く下山。

筒上山チームは鎖場をクリアし、

頂上から尾根道を下る。

自然林たっぷりの尾根道歩きの下りは結構悪戦苦闘。
長く険しいうえに笹が生い茂り歩きにくいことこの上なし。
足元が見えなくて冷や汗タラリ。
下山はトラバース道歩きチームがゆっくり休憩しているころ。
お疲れ様でした。
さすがに土小屋まで下りてくると、なんとなく空気が変わった感じ。
下界はもっともっと暑いんだろうな。
思いがけない涼しい山歩きを満喫できた今日一日はほんとにラッキーだった。