上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
★2011年8月19日(金)~21日(日) 燕岳・常念岳・蝶ヶ岳 参加者…10名

今年の夏の遠征は、北アルプスへ。
燕岳から縦走し、常念岳、そして、蝶ヶ岳へ。
お天気はいま一つでしたが、充実した縦走となりました。
今回のレポートは三好正義さん(キティちゃん)です。
こんにちは!
KOMPAS一万尺クラブの新人・キティちゃんです。
昨年の後半からKOMPAS一万尺クラブに入会し、還暦→定年退職で「抜け殻症候群になりたくない」と、
仕事人間からの脱却を目指して始めた山行。
山に登るのは40年ぶり位?
でっぷりと膨らんだ太鼓腹、弱った足腰、そんな私を受け入れてくれたKOMPAS一万尺クラブでした。
毎回のように例会に参加し、少しずつ締まっていく体、山登りにも少しだけ自信をつけて参加した今回の山行。
縦走なんて初めてだけど、北アルプスの銀座コース縦走に行ける喜び!
期待半分、不安半分、わくわくドキドキの参加でした。
こんな新人・キティちゃんは途中バテ気味になりながらも素晴らしいメンバーに助けられ、
燕岳、大天井岳、常念岳、蝶ヶ岳と縦走してきました。
ブログは初めてだけど、北アルプス縦走の報告をしてみます。

今年の夏の遠征は、北アルプスへ。
燕岳から縦走し、常念岳、そして、蝶ヶ岳へ。
お天気はいま一つでしたが、充実した縦走となりました。
今回のレポートは三好正義さん(キティちゃん)です。
こんにちは!
KOMPAS一万尺クラブの新人・キティちゃんです。
昨年の後半からKOMPAS一万尺クラブに入会し、還暦→定年退職で「抜け殻症候群になりたくない」と、
仕事人間からの脱却を目指して始めた山行。
山に登るのは40年ぶり位?
でっぷりと膨らんだ太鼓腹、弱った足腰、そんな私を受け入れてくれたKOMPAS一万尺クラブでした。
毎回のように例会に参加し、少しずつ締まっていく体、山登りにも少しだけ自信をつけて参加した今回の山行。
縦走なんて初めてだけど、北アルプスの銀座コース縦走に行ける喜び!
期待半分、不安半分、わくわくドキドキの参加でした。
こんな新人・キティちゃんは途中バテ気味になりながらも素晴らしいメンバーに助けられ、
燕岳、大天井岳、常念岳、蝶ヶ岳と縦走してきました。
ブログは初めてだけど、北アルプス縦走の報告をしてみます。
《コースタイム》
18日 コンパス⇒中房温泉(宿泊) コンパス車両を三股に回送
19日 中房温泉⇒合戦小屋⇒燕山荘⇒燕岳⇒燕山荘⇒大下りの頭⇒切遠岩⇒大天荘(大天井岳・往復15分) 宿泊
20日 大天荘⇒東天井岳分岐⇒横遠岳南肩⇒常念乗越⇒常念岳⇒蝶ヶ岳三角点⇒横尾分岐蝶ヶ岳ヒュッテ(宿泊)
21日 蝶ヶ岳ヒュッテ⇒まめうち平⇒三股⇒三股駐車場⇒帰路温泉⇒コンパス
《メ モ》
北アルプス・雨のアルプス銀座縦走
第一日目(8月18日)
コンパスの出発は5:30、
松山道、高松道、瀬戸中央道、山陽道、中国道、名神高速、中央高速、長野道と高速を乗り継いで、
やっと到着したところは安曇野市。NHK朝の連続テレビ『おひさま』の舞台です。
明日から登る山々は見えないけれど、「信濃富士」と呼ばれている有明山が美しい姿を見せている。
今日の宿泊はその有明山を回り込んだ燕岳の登山口、歴史を刻む山奥の秘湯『中房温泉』です。

到着したのは16:00、夕食までにはたっぷりと時間があるので、さっそく温泉に入りましょう。
でも、ここの温泉は、外湯、内湯あわせて15か所以上もある。
入り過ぎて明日からの登山に影響するといけないので、入る温泉を厳選して
リーダーお薦めの「白滝の湯」に入ります。
岩肌から落ちてくる源泉、柱と屋根だけの岩風呂の、山々の緑の中の野趣たっぷりの露天風呂で、
心と体をリフレッシュ。
部屋に戻ってビールを飲んで、(ここは今時珍しく大びんの瓶ビール)

18:00からは食堂で夕食タイム、とっても美味しい食事でした。
食事の後にももう一つ、中房温泉の歴史の重みを感じさせる、「不老泉」に入りましょう。
これで私も不老長寿!
第二日目(8月19日)
出発前から小雨模様、雨具を着ての登山です。

登山口で記念撮影し、5:15に出発
登山口の標高は1462mで、最初の目標地は燕岳の標高2763m、標高差1300mを一気に登ります。
アルプス3大急登の合戦尾根、登り始めからいきなりの急登で、急斜面をジグザグに登っていく。
歩き始めはゆっくりと、体を目覚めさすように歩きます。
30分ほど登ったところにある第1ベンチで休憩です。
この合戦尾根には第1~第3ベンチと富士山が見えるという富士見ベンチとが適当な間隔で設置されていて
あまり苦しさを感じさせません。
登山道の木々の先に見えるのは、真っ白いガスの海、もちろん富士山なんて見えないけれど、
頭の中で想像します。
ゆっくり登っているつもりでも雨の中の連続急登はやっぱりきついです。
3時間も登ったころ、やっと見えてきたのが

合戦小屋。着いたぁ!

ここの名物はスイカ!大きなスイカがたくさん水に浮いている!
1切れが800円、半分で400円、半分でも結構大きい。もちろん食べましょう。
おいしい~い!!!
合戦尾根の由来について調べてみた。
『桓武天皇の御代、有明山に棲み、妖術を使って悪事をはたらく魏石鬼「八面大王」を坂上田村麻呂が大合戦の上退治したのがこの尾根の谷間だったことから合戦尾根の名が付いた。』のだそうだ。
ここから燕山荘まではまだ1時間かかります。
途中、合戦の頭までは急登急登の連続で、

合戦の頭に上がると展望が開け、槍の穂先が稜線の上に見えるし、
稜線をたどると燕山荘の一部が見える・・・らしい。
でも今日は全部真っ白!緩やかな傾斜の稜線をゆっくり上がっていきます。

突然石段の上に出現した燕山荘、大きい!やっと、やっと、やっと到着です。
<燕山荘と燕岳について>
2007年ヤマケイ全国ランキングで
好きな山小屋 1位
泊まってみたい山小屋 1位
好きな山 7位
これから登りたい山 9位
う~ん、いつか泊まってみたいです。
今日は軒先にザックを置かせていただいて、空身で燕岳に登ります。
天気が良ければ燕岳が見えるのだけど、今日は真っ白で、何も見えません。

イルカのような岩のそばを通り抜け、
その先にはたくさんのコマクサが咲いていた。
コマクサは、砂礫の中の他の植物が生育できないような厳しい環境で、淡紅色の美しい花を見せていて、
「高山植物の女王」と呼ばれている。
コマクサ(駒草)の名前の由来は、花の形が馬(駒)の顔に似ているかららしい。
こんな小さな花が馬の顔なんて思えないけれど、砂礫の中に可憐に咲く花は、ほんとにほんとに可愛いですね。
白い花崗岩の砂礫の中をたどり、最後の岩を登ったところが

燕岳の頂上でした。

標高2763m、ポーズをとって記念撮影です。
突然ここで歓声が揚がる。
えっ!と思って振り返ると、

雲海の上に遠くの山並みの稜線が見えてきた。
槍ヶ岳から北へと続く北アルプスの山々の雄姿だ!
今まで真っ白だったのに、突然にみんなにプレゼント。ここまで頑張ってきたご褒美だ!
しばらく見とれていると、あっ!子槍だ!
そして、槍の穂も徐々にその姿を現してきた。必死にシャッターを切る。
そして再びガスの中に、静かにその姿を隠していった。
名残惜しいけれど、次の山に向かう時が来た。
穴の開いた岩の前で撮影したり、

一瞬現れた燕岳をバックに撮影を!
もちろんイルカ岩の前でもはいポーズ、わいわいがやがや楽しい山歩きです。

燕山荘に戻ってお弁当を食べましょう。
中房温泉で作ってもらった山菜入りのおにぎりです。

槍ヶ岳から北へと続く北アルプスの雲海の上の見え隠れする稜線と
ところどころに咲くコマクサを眺めながら、アルプス銀座の稜線をルンルン気分で歩きます。
前半はほぼ平坦な稜線歩き、

蛙岩(げえろいわ)の間を通り抜け、途中でグイーンと下がる大下り
稜線の東側の斜面には一面のお花畑、ニッコウキスゲはもう遅いのかな?
ほんの少しだけ咲いていました。
でも、名前を知らない花・はな・ハナ…天空のお花畑は百花繚乱です。
下りがあればもちろんその分登ります。
コマクサの群落を眺め、大きく下に切れ込んだところが切通岩です。
鎖場とハシゴガあり、三点確保で下ったら、再びハシゴで登り返します。

その先に小林喜作さんのレリーフがありました。
ここ大天井岳の北側から槍ヶ岳に至る東鎌尾根に喜作新道を開設した人です。
とってもかわいい顔をしていて、思わず「かわいい顔」と言っていると、笑ってはいけませんと叱られました。

ここからが最後の正念場、大天井岳への直登なんてとんでもない。
体力を使い切ってバテバテの私には今夜宿泊の大天荘までの巻道でも
岩がゴロゴロの急坂は一歩一歩がつらいです。
見えていた山小屋ですが、なかなか近づいてくれません。
それでも足を動かし続けている限り、到達点にはたどり着くことができます。
一歩一歩、そして一歩一歩…大天荘に到着すれば、生ビールが飲める。
生ビール、生ビール、一歩一歩・・・。
そして、ついに、ついに、

大天荘に到着しました。

ふうう~~~。着いたぁ!!!

ザックを置いてすぐに大天井岳に向かいます。頂上までは10分ほどです。
今までの疲れが嘘のようにルンルン気分で登ります。
14:30、やっと大天井岳頂上に立ちました。標高2921m、今回の山行での最高点です。
遠くの山は雲に隠れて見えないけれど、今通ってきた燕岳からの尾根道や、槍ヶ岳へと続く東鎌尾根、
そして、明日歩く常念岳への尾根が雲の間に見えています。

全員そろって記念撮影です。やったぁ!来たぞう!バンザ~イ!
山小屋に戻って、生ビールでかんぱーい!

今日の夕食はお肉(ハンバーグ)か魚(塩サバ)、どちらも大きくて美味しかった。
今日のお部屋は、男性(5名)1部屋、女性(5名)2部屋です。
意外と空いていて、部屋をゆったり使います。
布団に入っても、体の震えが止まらない。疲れ切った体が眠らせてくれない。
それでもいつのまにか体がポカポカしてきて、ストンと眠りに落ちました。
第二日目も終了です。
第三日目(8月20日)
おはようございます!朝食は4:30です。
みんな、4時前には起きています。ここは宿泊者は飲料水が無料です。水を補充しておきます。

出発は5:15、夜中から雨の音がしていたが、外はやっぱり雨。しっかりと、雨支度で出発です。
今日はまず100名山の一つ、常念岳を目指します。常念岳までは、東天井岳、横通岳の山腹を通ります。
東天井岳直下まではほぼ平坦な縦走路、天気が良ければ槍・穂高を眺めながらの稜線漫歩・・・
のはずでしたが、

今日は雨、全く見えません。
突然、後ろから声が上がりました。

大きな茶色の鳥、雷鳥です。何羽かいるようです。
親子連れかなぁ。。結構大きくて、ゆっくりと歩いています。
登山道から眺めるだけで、そっと通り過ぎましょう。
この後も、何羽か見ることができました。ちょっと不気味な?声も聞こえていました。

横通岳の山腹の登山道は岩がゴロゴロ折り重なっているガレ場で、バランスが悪く、
ガレが苦手な私はとたんにペースが落ちてしまいます。同行メンバーみなさんどうもすみません。
横通岳を通過して常念乗越にある常念小屋に向かう。
しかし、下りても下りても小屋に着かない。
道は樹林帯になり、急坂をジグザグに下っていく。
ちょっと嫌になったころ、突然石ころだらけの広場があり、いくつかのテントが残っているところに出た。

そして、常念小屋前の広場に出た。かなり早めのペースなので、少し長めの休憩にしましょう。
トイレは小屋の横?いいえ、テント場の端にあり、利用料は100円です。
広場に戻ると、リーダーはもうお昼の弁当を食べている。
雨も小雨になっているので、私も食べちゃいましょう。
常念小屋の売店に行っていたメンバーが、「日本百名山常念岳」のバッジを買ってきた。
ここでしか売ってないので、出発時間は迫っているがあわてて買いに行く。
戻るとすでにみんな出発準備ができている。急いで支度をし、列に入る。いつもすみません。
いよいよ常念岳への登り下りです。今回の山行の最大の難関かもしれません。
砂利状のザレた登山道が、だんだん岩ゴロゴロの道となっていく。
岩のマークに従って登るが。ジグザグになった道は登りにくい。
そして、行けども行けども到達しない。次第に息があがり、登る速度が落ちてくる。
リーダーの「休憩しよう」の声に、ほっと一息つく。

上を見ると、サルが何匹か歩いている。口に何かを銜えている。
ハイマツの実をかじっているのか、ところどころに齧りかすが落ちている。
サルは四つ足、軽々と登っている。
あれ?私もストックを2本ついているから四つ足だ!でも、体が重い、足が上がらない!きつい!
さすがに日本百名山、簡単には頂上に立たせてくれない。
それでも、一歩一歩と登っていくと・・・前方に登るところがなくなった。

常念岳山頂だ!!!
2857mの常念岳山頂は意外と狭い。
みんなでの記念撮影と、各自のカメラに一人ずつ撮るが、順番待ちがいる。
ここは常念岳山頂、だから360度の展望が開けていて、正面には、槍・穂高の雄姿が見えている筈だけど・・・
周りはすべて真っ白・・・ちょっと残念かなぁ。
でも、これでもう一度ここに来る理由ができた。今度は天気のいい日に来たいです。

さて、これからが恐怖の岩ゴロの下りです。
はじめは大したことないなと思っていたが、累々と積み重なる岩の下りは果てしなく続き、
岩歩きが苦手な私はついついスローペースに・・・浮石に気を付けながら慎重に下りていく。
いつまで続くのかとうんざりしていたら、やっと小休止になった。
再び下ってしばらくすると、リーダーから「終わったよ」の声、やれやれ、恐怖の岩ゴロ下りが終了です。
でも、ここからのアップダウンがもっとつらかった。
尾根道も樹林帯に入り、尾根の右手に出れば涼しい風が吹き、左手に下がればムワッとした熱気に包まれる。
斜面にはお花畑が広がり、名も知らぬ花が百花繚乱状態。
ニッコウキスゲの群生するお花畑はすでに盛りを過ぎていて、咲き遅れた一輪が咲いているだけです。
雨は断続的に降り続き、容赦なく体温を奪っていく。
行けども行けども蝶ヶ岳は見えず、下っては登り、下っては登りの繰り返し。
疲れ切った体はついに登ることを拒み始めた。
少し登っては立ち止まり、また少し登っては立ち止まる。
ついに、樹林帯を抜け、ガレ場になったところで休憩を直訴し、一休みする。
寒い!
蝶槍はもう少しです。再び歩き出した私たちは、今度は寒さとの戦いでした。
雨が降り続く尾根道は、少しの風でも体温を奪い寒さが身に染みる。

それでも、蝶槍、瞑想の丘と通り過ぎ、

やっと、やっと、やっと見えた蝶ヶ岳ヒュッテ!着いたぁ!!!
ヒュッテの入口は大混雑、うろうろしていると、リーダーが、
「このまま山頂に登りましょう」
えっ?さっき記念撮影したピークは山頂じゃないの?どうも、この先に蝶ヶ岳の本当の山頂はあるらしい。
ザックを降ろすと寒いので、担いだままで、ヒュッテを回り込んで先に進む。
テント場の中を横切り、前方の山のシルエットに向かって進んでいく。
10分ほど登ると、前に登るところがなくなった。

ここが2677m、蝶ヶ岳の山頂だった。
さっそく記念撮影をしてヒュッテに戻る。
蝶ヶ岳ヒュッテは相変わらず大混雑、雨が降っているので、テント組も中に来ているのかな?
それと、今日は土曜日、たくさんの人がここにきているのでしょう。
「濡れたものを脱いできてくださーい」
と言われても、乾燥室は満杯、ハンガーもない!早い人がタオルや手袋もハンガーに吊るしている。
ちょっとは考えてほしいけどね!
何とか濡れたものを脱いで、部屋に案内されると、15人定員の部屋に私たち10人だけを入れてくれた。
これならゆっくり寝れますね。
もちろんザックは廊下です。荷物を片付けて、さっそく缶ビールで乾杯!!!
メンバーが持ってきた焼酎や、ウイスキー、おつまみを食べながら、リーダーやみんなの話を聞くことができました。
冷え切った体も、ウイスキーでポカポカです。
今日の食事はプレートに乗った8種のおかずにご飯とみそ汁。美味しかったです。
再び部屋に戻って、消灯までみんなの話が聞けました。
今日は昨夜のような震えもなく、ごうごうといういびきや寝言を聞きながら、ストンと眠りに落ちました。
第四日目(8月28日)
今日は山を下るだけなので、ちょっとゆっくりのスタートです。
朝食は5:30からですが、早い組はすでに山小屋を出発しているようです。
食事を済ませ、出発準備を終えるともうみんな待っています。

いつも私が最後です。お待たせしました。
今日もやっぱり雨、夜中にはビュービューと風の音もしていたけど、朝には風はそんなに強くない。
雨具を着て下山です。もしかしたら槍・穂高が見えないかなと思ったが、残念ながら真っ白です。
あきらめて下りましょう。

今日下山する三股登山口は標高1345m、ここ、蝶ヶ岳ヒュッテからは標高差1300m余り、距離にして6.4㎞を一気に下ります。
今日は下りだけだから、バテないように頑張っていきましょう。
出発は6:00です。約4時間で下山する予定です。
トップはMさん、そのすぐ後ろをついていく私は、今日こそはトップから離れないようにと
トップの足跡をリズムよく踏んでいきます。
しかし、このトップが早い!いや、これが普通の早さなのかな?
でも私にとってはとてつもなく早い。ふうふう言いながら必死についていきます。

雨に煙る幻想的な樹林帯の中を、快調に下って行きます。
急坂をどんどん下がって行くのですが、後ろでは私がいつバテるかと心配していました。
まめうち平を過ぎ、さらに下がって行った頃に、私の足取りがおかしくなってきました。
トップについていけなくなり、両手に体重がかかってきました。
太ももにも少し痛みが出ています。でももうあと少し、頑張りましょう。
途中、「力水」という水場があり、冷たくて美味しそうだったので、ついつい飲んで・・・
いえいえ、「飲んじゃいけない」という声が聞こえてきたので、口だけすすいで我慢しました。

ゆらゆらゆれる吊り橋を渡り、道が平坦になってきたと思ったら、常念岳へと直接登る三股の分岐です。
そして、しばらく林道を歩いていくと、前方に白い車、そう、私たちが乗るコンパスのワゴンです。

ゴ~~~~~~~~ル!!!ついに到着です。
時間はまだ9:00です。4時間の予定が、3時間で下りてきました。
バンザーイ!!!
みんなとそしてリーダーとがっちり握手です。
みなさん、ありがとうございました。
無事に北アルプスの縦走を終えることができました。
帰りには、「ほりでーゆ~四季の郷」で温泉に入り、美味しいビールを飲んで、
信州信濃の歴史の重みを感じさせる、豪農?庄屋?の建物の蕎麦屋さんで生ビールとおいしいお蕎麦を食べて、
「安曇野スイス村」で信州のお土産、野沢菜づけやお菓子、果物、野菜などたくさん買って・・・・たのしいたのしい、日本アルプスの燕岳・大天井岳・常念岳・蝶ヶ岳の縦走ブログはおしまい!
18日 コンパス⇒中房温泉(宿泊) コンパス車両を三股に回送
19日 中房温泉⇒合戦小屋⇒燕山荘⇒燕岳⇒燕山荘⇒大下りの頭⇒切遠岩⇒大天荘(大天井岳・往復15分) 宿泊
20日 大天荘⇒東天井岳分岐⇒横遠岳南肩⇒常念乗越⇒常念岳⇒蝶ヶ岳三角点⇒横尾分岐蝶ヶ岳ヒュッテ(宿泊)
21日 蝶ヶ岳ヒュッテ⇒まめうち平⇒三股⇒三股駐車場⇒帰路温泉⇒コンパス
《メ モ》
北アルプス・雨のアルプス銀座縦走
第一日目(8月18日)
コンパスの出発は5:30、
松山道、高松道、瀬戸中央道、山陽道、中国道、名神高速、中央高速、長野道と高速を乗り継いで、
やっと到着したところは安曇野市。NHK朝の連続テレビ『おひさま』の舞台です。
明日から登る山々は見えないけれど、「信濃富士」と呼ばれている有明山が美しい姿を見せている。
今日の宿泊はその有明山を回り込んだ燕岳の登山口、歴史を刻む山奥の秘湯『中房温泉』です。

到着したのは16:00、夕食までにはたっぷりと時間があるので、さっそく温泉に入りましょう。
でも、ここの温泉は、外湯、内湯あわせて15か所以上もある。
入り過ぎて明日からの登山に影響するといけないので、入る温泉を厳選して
リーダーお薦めの「白滝の湯」に入ります。
岩肌から落ちてくる源泉、柱と屋根だけの岩風呂の、山々の緑の中の野趣たっぷりの露天風呂で、
心と体をリフレッシュ。
部屋に戻ってビールを飲んで、(ここは今時珍しく大びんの瓶ビール)

18:00からは食堂で夕食タイム、とっても美味しい食事でした。
食事の後にももう一つ、中房温泉の歴史の重みを感じさせる、「不老泉」に入りましょう。
これで私も不老長寿!
第二日目(8月19日)
出発前から小雨模様、雨具を着ての登山です。

登山口で記念撮影し、5:15に出発
登山口の標高は1462mで、最初の目標地は燕岳の標高2763m、標高差1300mを一気に登ります。
アルプス3大急登の合戦尾根、登り始めからいきなりの急登で、急斜面をジグザグに登っていく。
歩き始めはゆっくりと、体を目覚めさすように歩きます。
30分ほど登ったところにある第1ベンチで休憩です。
この合戦尾根には第1~第3ベンチと富士山が見えるという富士見ベンチとが適当な間隔で設置されていて
あまり苦しさを感じさせません。
登山道の木々の先に見えるのは、真っ白いガスの海、もちろん富士山なんて見えないけれど、
頭の中で想像します。
ゆっくり登っているつもりでも雨の中の連続急登はやっぱりきついです。
3時間も登ったころ、やっと見えてきたのが

合戦小屋。着いたぁ!

ここの名物はスイカ!大きなスイカがたくさん水に浮いている!
1切れが800円、半分で400円、半分でも結構大きい。もちろん食べましょう。
おいしい~い!!!
合戦尾根の由来について調べてみた。
『桓武天皇の御代、有明山に棲み、妖術を使って悪事をはたらく魏石鬼「八面大王」を坂上田村麻呂が大合戦の上退治したのがこの尾根の谷間だったことから合戦尾根の名が付いた。』のだそうだ。
ここから燕山荘まではまだ1時間かかります。
途中、合戦の頭までは急登急登の連続で、

合戦の頭に上がると展望が開け、槍の穂先が稜線の上に見えるし、
稜線をたどると燕山荘の一部が見える・・・らしい。
でも今日は全部真っ白!緩やかな傾斜の稜線をゆっくり上がっていきます。

突然石段の上に出現した燕山荘、大きい!やっと、やっと、やっと到着です。
<燕山荘と燕岳について>
2007年ヤマケイ全国ランキングで
好きな山小屋 1位
泊まってみたい山小屋 1位
好きな山 7位
これから登りたい山 9位
う~ん、いつか泊まってみたいです。
今日は軒先にザックを置かせていただいて、空身で燕岳に登ります。
天気が良ければ燕岳が見えるのだけど、今日は真っ白で、何も見えません。

イルカのような岩のそばを通り抜け、
その先にはたくさんのコマクサが咲いていた。
コマクサは、砂礫の中の他の植物が生育できないような厳しい環境で、淡紅色の美しい花を見せていて、
「高山植物の女王」と呼ばれている。
コマクサ(駒草)の名前の由来は、花の形が馬(駒)の顔に似ているかららしい。
こんな小さな花が馬の顔なんて思えないけれど、砂礫の中に可憐に咲く花は、ほんとにほんとに可愛いですね。
白い花崗岩の砂礫の中をたどり、最後の岩を登ったところが

燕岳の頂上でした。

標高2763m、ポーズをとって記念撮影です。
突然ここで歓声が揚がる。
えっ!と思って振り返ると、

雲海の上に遠くの山並みの稜線が見えてきた。
槍ヶ岳から北へと続く北アルプスの山々の雄姿だ!
今まで真っ白だったのに、突然にみんなにプレゼント。ここまで頑張ってきたご褒美だ!
しばらく見とれていると、あっ!子槍だ!
そして、槍の穂も徐々にその姿を現してきた。必死にシャッターを切る。
そして再びガスの中に、静かにその姿を隠していった。
名残惜しいけれど、次の山に向かう時が来た。
穴の開いた岩の前で撮影したり、

一瞬現れた燕岳をバックに撮影を!
もちろんイルカ岩の前でもはいポーズ、わいわいがやがや楽しい山歩きです。

燕山荘に戻ってお弁当を食べましょう。
中房温泉で作ってもらった山菜入りのおにぎりです。

槍ヶ岳から北へと続く北アルプスの雲海の上の見え隠れする稜線と
ところどころに咲くコマクサを眺めながら、アルプス銀座の稜線をルンルン気分で歩きます。
前半はほぼ平坦な稜線歩き、

蛙岩(げえろいわ)の間を通り抜け、途中でグイーンと下がる大下り
稜線の東側の斜面には一面のお花畑、ニッコウキスゲはもう遅いのかな?
ほんの少しだけ咲いていました。
でも、名前を知らない花・はな・ハナ…天空のお花畑は百花繚乱です。
下りがあればもちろんその分登ります。
コマクサの群落を眺め、大きく下に切れ込んだところが切通岩です。
鎖場とハシゴガあり、三点確保で下ったら、再びハシゴで登り返します。

その先に小林喜作さんのレリーフがありました。
ここ大天井岳の北側から槍ヶ岳に至る東鎌尾根に喜作新道を開設した人です。
とってもかわいい顔をしていて、思わず「かわいい顔」と言っていると、笑ってはいけませんと叱られました。

ここからが最後の正念場、大天井岳への直登なんてとんでもない。
体力を使い切ってバテバテの私には今夜宿泊の大天荘までの巻道でも
岩がゴロゴロの急坂は一歩一歩がつらいです。
見えていた山小屋ですが、なかなか近づいてくれません。
それでも足を動かし続けている限り、到達点にはたどり着くことができます。
一歩一歩、そして一歩一歩…大天荘に到着すれば、生ビールが飲める。
生ビール、生ビール、一歩一歩・・・。
そして、ついに、ついに、

大天荘に到着しました。

ふうう~~~。着いたぁ!!!

ザックを置いてすぐに大天井岳に向かいます。頂上までは10分ほどです。
今までの疲れが嘘のようにルンルン気分で登ります。
14:30、やっと大天井岳頂上に立ちました。標高2921m、今回の山行での最高点です。
遠くの山は雲に隠れて見えないけれど、今通ってきた燕岳からの尾根道や、槍ヶ岳へと続く東鎌尾根、
そして、明日歩く常念岳への尾根が雲の間に見えています。

全員そろって記念撮影です。やったぁ!来たぞう!バンザ~イ!
山小屋に戻って、生ビールでかんぱーい!

今日の夕食はお肉(ハンバーグ)か魚(塩サバ)、どちらも大きくて美味しかった。
今日のお部屋は、男性(5名)1部屋、女性(5名)2部屋です。
意外と空いていて、部屋をゆったり使います。
布団に入っても、体の震えが止まらない。疲れ切った体が眠らせてくれない。
それでもいつのまにか体がポカポカしてきて、ストンと眠りに落ちました。
第二日目も終了です。
第三日目(8月20日)
おはようございます!朝食は4:30です。
みんな、4時前には起きています。ここは宿泊者は飲料水が無料です。水を補充しておきます。

出発は5:15、夜中から雨の音がしていたが、外はやっぱり雨。しっかりと、雨支度で出発です。
今日はまず100名山の一つ、常念岳を目指します。常念岳までは、東天井岳、横通岳の山腹を通ります。
東天井岳直下まではほぼ平坦な縦走路、天気が良ければ槍・穂高を眺めながらの稜線漫歩・・・
のはずでしたが、

今日は雨、全く見えません。
突然、後ろから声が上がりました。

大きな茶色の鳥、雷鳥です。何羽かいるようです。
親子連れかなぁ。。結構大きくて、ゆっくりと歩いています。
登山道から眺めるだけで、そっと通り過ぎましょう。
この後も、何羽か見ることができました。ちょっと不気味な?声も聞こえていました。

横通岳の山腹の登山道は岩がゴロゴロ折り重なっているガレ場で、バランスが悪く、
ガレが苦手な私はとたんにペースが落ちてしまいます。同行メンバーみなさんどうもすみません。
横通岳を通過して常念乗越にある常念小屋に向かう。
しかし、下りても下りても小屋に着かない。
道は樹林帯になり、急坂をジグザグに下っていく。
ちょっと嫌になったころ、突然石ころだらけの広場があり、いくつかのテントが残っているところに出た。

そして、常念小屋前の広場に出た。かなり早めのペースなので、少し長めの休憩にしましょう。
トイレは小屋の横?いいえ、テント場の端にあり、利用料は100円です。
広場に戻ると、リーダーはもうお昼の弁当を食べている。
雨も小雨になっているので、私も食べちゃいましょう。
常念小屋の売店に行っていたメンバーが、「日本百名山常念岳」のバッジを買ってきた。
ここでしか売ってないので、出発時間は迫っているがあわてて買いに行く。
戻るとすでにみんな出発準備ができている。急いで支度をし、列に入る。いつもすみません。
いよいよ常念岳への登り下りです。今回の山行の最大の難関かもしれません。
砂利状のザレた登山道が、だんだん岩ゴロゴロの道となっていく。
岩のマークに従って登るが。ジグザグになった道は登りにくい。
そして、行けども行けども到達しない。次第に息があがり、登る速度が落ちてくる。
リーダーの「休憩しよう」の声に、ほっと一息つく。

上を見ると、サルが何匹か歩いている。口に何かを銜えている。
ハイマツの実をかじっているのか、ところどころに齧りかすが落ちている。
サルは四つ足、軽々と登っている。
あれ?私もストックを2本ついているから四つ足だ!でも、体が重い、足が上がらない!きつい!
さすがに日本百名山、簡単には頂上に立たせてくれない。
それでも、一歩一歩と登っていくと・・・前方に登るところがなくなった。

常念岳山頂だ!!!
2857mの常念岳山頂は意外と狭い。
みんなでの記念撮影と、各自のカメラに一人ずつ撮るが、順番待ちがいる。
ここは常念岳山頂、だから360度の展望が開けていて、正面には、槍・穂高の雄姿が見えている筈だけど・・・
周りはすべて真っ白・・・ちょっと残念かなぁ。
でも、これでもう一度ここに来る理由ができた。今度は天気のいい日に来たいです。

さて、これからが恐怖の岩ゴロの下りです。
はじめは大したことないなと思っていたが、累々と積み重なる岩の下りは果てしなく続き、
岩歩きが苦手な私はついついスローペースに・・・浮石に気を付けながら慎重に下りていく。
いつまで続くのかとうんざりしていたら、やっと小休止になった。
再び下ってしばらくすると、リーダーから「終わったよ」の声、やれやれ、恐怖の岩ゴロ下りが終了です。
でも、ここからのアップダウンがもっとつらかった。
尾根道も樹林帯に入り、尾根の右手に出れば涼しい風が吹き、左手に下がればムワッとした熱気に包まれる。
斜面にはお花畑が広がり、名も知らぬ花が百花繚乱状態。
ニッコウキスゲの群生するお花畑はすでに盛りを過ぎていて、咲き遅れた一輪が咲いているだけです。
雨は断続的に降り続き、容赦なく体温を奪っていく。
行けども行けども蝶ヶ岳は見えず、下っては登り、下っては登りの繰り返し。
疲れ切った体はついに登ることを拒み始めた。
少し登っては立ち止まり、また少し登っては立ち止まる。
ついに、樹林帯を抜け、ガレ場になったところで休憩を直訴し、一休みする。
寒い!
蝶槍はもう少しです。再び歩き出した私たちは、今度は寒さとの戦いでした。
雨が降り続く尾根道は、少しの風でも体温を奪い寒さが身に染みる。

それでも、蝶槍、瞑想の丘と通り過ぎ、

やっと、やっと、やっと見えた蝶ヶ岳ヒュッテ!着いたぁ!!!
ヒュッテの入口は大混雑、うろうろしていると、リーダーが、
「このまま山頂に登りましょう」
えっ?さっき記念撮影したピークは山頂じゃないの?どうも、この先に蝶ヶ岳の本当の山頂はあるらしい。
ザックを降ろすと寒いので、担いだままで、ヒュッテを回り込んで先に進む。
テント場の中を横切り、前方の山のシルエットに向かって進んでいく。
10分ほど登ると、前に登るところがなくなった。

ここが2677m、蝶ヶ岳の山頂だった。
さっそく記念撮影をしてヒュッテに戻る。
蝶ヶ岳ヒュッテは相変わらず大混雑、雨が降っているので、テント組も中に来ているのかな?
それと、今日は土曜日、たくさんの人がここにきているのでしょう。
「濡れたものを脱いできてくださーい」
と言われても、乾燥室は満杯、ハンガーもない!早い人がタオルや手袋もハンガーに吊るしている。
ちょっとは考えてほしいけどね!
何とか濡れたものを脱いで、部屋に案内されると、15人定員の部屋に私たち10人だけを入れてくれた。
これならゆっくり寝れますね。
もちろんザックは廊下です。荷物を片付けて、さっそく缶ビールで乾杯!!!
メンバーが持ってきた焼酎や、ウイスキー、おつまみを食べながら、リーダーやみんなの話を聞くことができました。
冷え切った体も、ウイスキーでポカポカです。
今日の食事はプレートに乗った8種のおかずにご飯とみそ汁。美味しかったです。
再び部屋に戻って、消灯までみんなの話が聞けました。
今日は昨夜のような震えもなく、ごうごうといういびきや寝言を聞きながら、ストンと眠りに落ちました。
第四日目(8月28日)
今日は山を下るだけなので、ちょっとゆっくりのスタートです。
朝食は5:30からですが、早い組はすでに山小屋を出発しているようです。
食事を済ませ、出発準備を終えるともうみんな待っています。

いつも私が最後です。お待たせしました。
今日もやっぱり雨、夜中にはビュービューと風の音もしていたけど、朝には風はそんなに強くない。
雨具を着て下山です。もしかしたら槍・穂高が見えないかなと思ったが、残念ながら真っ白です。
あきらめて下りましょう。

今日下山する三股登山口は標高1345m、ここ、蝶ヶ岳ヒュッテからは標高差1300m余り、距離にして6.4㎞を一気に下ります。
今日は下りだけだから、バテないように頑張っていきましょう。
出発は6:00です。約4時間で下山する予定です。
トップはMさん、そのすぐ後ろをついていく私は、今日こそはトップから離れないようにと
トップの足跡をリズムよく踏んでいきます。
しかし、このトップが早い!いや、これが普通の早さなのかな?
でも私にとってはとてつもなく早い。ふうふう言いながら必死についていきます。

雨に煙る幻想的な樹林帯の中を、快調に下って行きます。
急坂をどんどん下がって行くのですが、後ろでは私がいつバテるかと心配していました。
まめうち平を過ぎ、さらに下がって行った頃に、私の足取りがおかしくなってきました。
トップについていけなくなり、両手に体重がかかってきました。
太ももにも少し痛みが出ています。でももうあと少し、頑張りましょう。
途中、「力水」という水場があり、冷たくて美味しそうだったので、ついつい飲んで・・・
いえいえ、「飲んじゃいけない」という声が聞こえてきたので、口だけすすいで我慢しました。

ゆらゆらゆれる吊り橋を渡り、道が平坦になってきたと思ったら、常念岳へと直接登る三股の分岐です。
そして、しばらく林道を歩いていくと、前方に白い車、そう、私たちが乗るコンパスのワゴンです。

ゴ~~~~~~~~ル!!!ついに到着です。
時間はまだ9:00です。4時間の予定が、3時間で下りてきました。
バンザーイ!!!
みんなとそしてリーダーとがっちり握手です。
みなさん、ありがとうございました。
無事に北アルプスの縦走を終えることができました。
帰りには、「ほりでーゆ~四季の郷」で温泉に入り、美味しいビールを飲んで、
信州信濃の歴史の重みを感じさせる、豪農?庄屋?の建物の蕎麦屋さんで生ビールとおいしいお蕎麦を食べて、
「安曇野スイス村」で信州のお土産、野沢菜づけやお菓子、果物、野菜などたくさん買って・・・・たのしいたのしい、日本アルプスの燕岳・大天井岳・常念岳・蝶ヶ岳の縦走ブログはおしまい!
スポンサーサイト
2011.08.28(Sun) | 2011年8月レポート | cm(0) | tb(0) | ▲